起床。ぐっすり寝れた。
風があったのでだいぶ涼しかった。
車用網戸は効果大。
早速浜辺に降りる。
浜辺といってもコンクリで固められてるけどね。
そして日の出前の空を堪能…していたのは良いのだが、こんな時に限ってカメラトラブル。
シグマは電池切れ(昨日の夜は元気だったのに・・・)、ペンタックスは黒い線が入るようになった。
(幸い画像には線画入っていなかったので、ファインダーミラーの汚れだろう)
そして日の出が近づく。
すばらしい!
すばらしい!
雲の朱と、その後ろに控える空の青。
朱と青が織り成す縞模様を映す海。
すばらしい!
御来光じゃ!
登りきってしまった…
無名なスポット。
道も細く来るのが大変。
一応、トイレ付きの観光用駐車場があるが、地元人の駐車場と化している。
写真の細い渡りをすすむとしまないに小さなお堂があるが、海も島もゴミだらけ。
ワシが住んでいた北海道では「観光客がゴミすてていくからねー、
観光客は車飛ばすからねー」と地元人たちは何でもかんでも観光客のせいにしていた。
そして森に散らばるゴミには農協マーク。
そしてココの海に浮かんでいる発泡スチロールもおそらくは・・・
何処の田舎も同じなのだろう。
田舎の人でも観光客でもゴミを捨てる
輩はいるのだが、田舎人のほうが圧倒的に多いのではないかと小生は思っている。
ココには小さな灯台もあるが、展望はなし。
道も細いし来る必要ナシ。
順光の海岸を見るため、能登西岸へ。
ちなみに能登の先っちょのほうは、余り見るべきところはない…というのが去年の感想。
で、海岸沿いに来てみると、雲がモクモク湧いてやがる。
嫌な予感がして天気予報をチェックすると明日から雨! ハゲおっさん大激怒。
ずっと晴れる予想だったのによ…
写真はヤセの断崖付近
雲が湧いてきたせいで、去年と比べて水面の色が鈍い。
残念だ。
こちらも去年のほうがよかったね。
やはり空があっての水の色。
天と地はひとつにつながっているのです。
巌門からは有料道路で一気に移動。
なぎさのブロードウェーという、砂浜を車で走れるところがあるのだが、
車の駆動部が痛みそうなので避ける。去年も避けた。
車も少なく、海も垣間見え、かなりの快適道路。
ここから一度一般道に降りて、今度は高速に乗る。
計2時間ほどで東尋坊に到着。
有名な観光地なのに、無料駐車場が嬉しい。
岬までは店が並ぶ… って去年も同じようなことを書いたような。
去年と違い平日だから人は少ない。
写真で見ても、ここの良さはあまり分からないと思う。
景色は大したこと無いんだけど、実際行ってみると大したもののように感じる。
風があるから。
東尋坊と聞くと、陸の先端のようなイメージがあるかもしれないが、
実際はそんなことはない。
すぐ目前に橋がかかった出島がある。
だから「陸の終わり」的な感じはほとんどない。あくまで『風』ありきの場所。
見終わって午後2時。ここで夕日を望むか、もっと走るか迷ったが
先に進むことにする。
東尋坊から約1時間。高速を使うより一般道できたほうが早いと思う。
軽自動車で通行料2100円。
夏は夕方6時まで通れるが、それ以外は5時までなので急がなければならない。
なぜか入り口付近のガソリンスタンドで料金をおまけしてくれた。
スーパー林道はかなりの崖っぷちを走り、数カ所に滝が点在し温泉もある。
ここがひとつの観光地として十文に機能するレベル。
有料道路のなかでも、かなりおすすめだ。ハゲおっさんのおすすめスポットに認定。
Greatな風呂。滝を目の前にしながら入る。無料。
駐車場に車を止めて15分歩く。
本当は有料の温泉に入るつもりだったが、料金所のおばさんに「温泉は何処ですか」
と聞いたらこちらを案内されたので、そのまま来てしまった。
もっとゆっくりしていたかったが、五時までに走り抜けなければならないのと、
夕方の白川郷を見るために先をいそぐ。
ちなみに帰りは15分の山登りとなる。
スーパー林道から白川郷を望む。
天気が悪くなってきた。
5時過ぎに到着。
観光地の定番とあって人がいっぱいいる。
無料駐車場に止めようと思ったら、
交通整理しているおっさんに「もうすぐ和田家が閉まっちゃうから、
有料駐車場に行ったほうがいいと思うよ」と勧められ、言われるままにホイホイ旧和田家とやらに侵入。
重要文化財で入場料が300円…だったような。
1Fは普通の田舎風。
2Fは屋根裏部屋のようになっており、色々な道具が展示してある。
和田家の氏族が運営しているようだ。
のこぎりやらナタ、衣服や食器が並んでいたが、個人的には
特になにか感じることはなかった。
http://wadaphoto.jp/japan/akisirak1.htm
白川郷は藁葺き屋根で有名なところ。
郷全体で藁葺き屋根に統一している。
でも普通に観光地化していて、おみやげ屋で溢れている。
それでいて「地元住民は普通の暮らしをしてるから、迷惑をかけないで!」はないだろーとは思う。
ただ普通にジャージ姿のJCとかがいたのには感心した。
最後に郷全体を見渡せる高台へ…たどり着いたところに大雨。
夕日なんぞ望むべくもなし。
明日から雨…どころか今日から降ってきやがったよ。
大雨の中、長野方面に戻ることを前提に、風呂と寝場所を求める。
よさそうなのは飛騨の四十八滝温泉。っていうかここしか無い。
カーナビに入力すると大回りして2時間掛けて高速に乗っていけと指示している。
もちろん拒否して峠道を突っ切る。
国道148はかなりの登板を強いられ、かつキリもひどかったが、
お陰でだいぶ早く到着することができた。
霧の時はフォグランプが本当に頼りになる。
やっとたどり着いた温泉は、600円で内湯・外湯あり。
食事は夜8時まで。木曜休業。
この天気で明日早起きしても仕方が無いのでじっくり湯に浸かる。
蛍の光と共に温泉を出て、近くの公園の駐車場で寝る。
外は豪雨。
本来の予定なら、明日は上高地の焼岳に登る予定だったのだが、
どうしたものか…
http://www.48taki.com/